マブダチのことを、BFF (Best Friend Forever)というらしいですね、最近の若人は。

私の友人、アキさんはTwitterで知り合って、私が東京出張の折り、Raphaで一緒にお茶してからのお付き合いです。「いつか一緒にライド出来たらいいですね」とお別れした後は、郵送でプレゼント交換をしたりして楽しんでいました。

今回、旦那さんのアキオさんが志賀島トライアスロンに出場されるのでご夫婦で福岡へ!レース翌日、糸島ゆるポタライドをご一緒出来ることとなりました。あの日の約束がこんなに早く実現するとは! 

ご夫婦+私だと、私自身がいじける可能性が高いので、貧脚詐欺二番隊 隊長 登りのプリンセス なーさんを召喚。

なーさんは過去のライドで「ほんと登りは苦手で、ダンシングも出来ないんですぅ…」などと言いながら、私はもちろんのこと、他の男子も置き去りにするといった貧脚詐欺の王道を歩んでらっしゃる女子です。 可憐な見た目に反して、時折毒舌。私と同じくリア充を見ると眩しすぎて網膜が焼けるタイプなので、一緒にいてとても心休まります。


今回はアキさんの希望で完全ゆるポタ。 そりゃそうですとも!久しぶりの友との再会に、汗だくのヒルクラなんてナンセンス。

集合場所から国道202号を通り、糸島半島を時計回りという極めてシンプルなコースです。今回は私がルートを引いたので、先頭を行くこととなりました。が!これは初挑戦!!
二人で走る時は、ちょこっと前に出ることもありますが、男子グループでは当然のごとく私は真ん中くらいに入れてもらっています。

二人ライドで前を走るのと、グループで前を走るのとでは大違い。トレインが途切れない様に、信号の変わり目や、交通量が多いところの捌き方など、気を配らなければならないことがたくさんあります。あー今のところは停まってた方が良かったな、とか、こっちに避けとくべきだったな、とか。学ぶことがたくさんありました。

スタートしてからは小さなアップダウンが繰り返しある幹線道路。普段、男子とこの道を走る時は、みんな上りに入ってもあまりスピード落とさず踏みます。トレインを途切れさせない様に、頑張らないといけない道で、私にとっては、ちぎれて当然の山よりある意味しんどいイメージがつきまとっています。

先頭で若干テンパリ気味な私。上り区間はそれなりにキツいのですが、ミラーを見ると後ろになーさんがベタ付き。

image(博多の根性見せろよコラ)って思われてたらどうしよう( ;∀;)
スピード落としたら、「チッ」って言われるもしれない…。


ゆるポタだったはずなのに何故かクレメル渾身の踏み。


休憩地点のコンビニににて

image(アキさん)上りでもあんまりペース落ちないんで、糸島たどりつく前に今日は終わると思いました。


imageえっ!?なーさんのベタ付きプレッシャーで、チンタラ走ってんじゃねーよって思われてるかと思ってw


image(なーさん) そんなことないですよー!ついて行くの必死でしたよーw!



image(たぶんなーさんのそれは嘘だな) そっか〜なんだもっとゆっくりで良かったのか〜。アキさん渋峠上ってるし、なんだかんだでガチかと思ってましたw


image尾根幹かと思いましたw



満場一致でもっとゆっくり行こう!!いうことになり、糸島に入ってからはアキオさんが25キロ以下で牽いてくれ、畑の間や海沿いをのんびりゆるゆる。あぁこれだよこれww


青く高い空に、白い雲。THE 夏!と言った感じですが海風のおかげか、暑さはそれほど厳しくなく、ゆるポタライドには最適な気候です。

(今回の写真はアキさん、アキオさん、なーさんが撮影してくれた分も含みます)

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(ちなみにアキさんのサコッシュはクレメルお手製。使ってくれて嬉しい)


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ランチはBakery Restaurant CURRENT

オシャンティーなCAFEで、まだ11時でしたが、平日にも関わらず駐車場にはたくさんの車。土日は駐車場にすら入れず、30分待ちは当たり前だそうな。

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ウェイティングリストに記名し、案内を待ちます。

その間に、アキさんのねねこと私のクマ吉ご対面。ちょうどいい感じにウェイティングルームには木製のおもちゃがありました。

サイクルジャージで汗だくの大人が、カメラ片手に、数mm単位でぬいぐるみの角度を調整。

オシャレカフェで何やってんだ。

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↓ このクマ吉の顔がたまらない
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テラス席に通され、私となーさんはランチコース、アキさんとアキオさんはパスタとデザートをオーダー。
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海が見渡せるテラス席は、観葉植物が多く置かれ、ハワイを思わせるような南国リゾートテイストのインテリアでまとめられています。お料理も美味しく、人気があるのもうなずけます。

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アキさん達オーダーのパスタ
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ランチコース 1980円
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imageつーか糸島ポークがマジうめぇ


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オシャレカフェでも落ち着きがないぬいぐるみローディー。ステキな場所でステキな料理が目の前にあってもとりあえず写真となるのはSNS(ブログ)最大の弊害であると思われます。

でもいいの、おデートならいざ知らず、みんな汗だく塩吹きジャージですもの。いくら気取ったってピッチピチざますもの。

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アキオさんにはトライアスロンのお話から、飛行機輪行のお話まで、今ままでなかなか聞くことの出来なかった貴重なお話を聞かせて頂きつつ、女子トークにも華を咲かせつつ。

なんつうーかこう…リア充っぽくね?

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食後のデザートに200mupくらいのヒルクラです。

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案の定、なーさんは「食べ過ぎて上れーなーい」などと言いながら、するするっと上空へ消えていきました。似たり寄ったりのペースのアキさんと私が、テレテレ走りで無事峠越え。

ランチの後は二見ヶ浦で、記念撮影。
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アキオさんのLOOKがカッコいい!!しかも前日のトライアスロンのナンバープレートがついているところがさらにガチ勢って感じでカッコいい!!
わたしもプレートだけつけようかな。なんの大会にも出らんけど。

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眼下には白い鳥居と夫婦岩が祭られています。いつ来ても浜辺で遊ぶ人が多く、ぼっちで通りかかるたび、こいつら全員Facebookの住人だな、と一瞥し素通りしていました。
しかし今日の私はひと味違う。数は力なり
ひとりでは気が引けて飛込めなかった、リア充の放つ鱗粉でキラキラと輝く浜辺も、4人いたら怖くない!!


imageなーさん、いつもひとりの時、ここ素通りで、海には入ったことないんですけど…今日は行ける気がしません?


imageうん。今日は行けます。行きましょう。


(なんて話の分かる非リアな友よ!!)


アキさんとアキオさんもまさか東京から来て、レーパーンのまま海へダイブさせられるとは思っていなかったかもしれませんが、「折角なら浜まで降りてみましょう」との提案に快く乗って下さり、早速浜へ!

ぬいぐるみを握りしめて、波打ち際まで我先にと向かう場違いなジャージの一行。

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7月3日、2017年下半期始まったばかりですが、


今期のキラキラ感を全て使い果たしました

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砂まみれ、塩まみれになりながら糸島を後にして、15時半頃、一旦解散。

私となーさんは天神まで一緒に行き、それぞれの帰路へとつきました。山では早いなーさんですが、100km越えはめずらしいとのこと。お疲れさまでした(´∀`)


元々私は身近にロードに乗っている人が誰ひとりおらず、情報収集のためにTwitterを始めました。その頃は、まさかフォロワーさんに会うなんて考えてもみませんでしたが、今一緒にライドをする人は全員Twitterの人。今回の様に、なーさんや、ましてや東京在住のアキさん夫妻と友だちになれるなんて思っていませんでした。小さな出会いを大切に、友情を育んでいけたらいいな〜と思いました。


【まとめ】

アキオさんの小尻がうらやましい。
クレメル、己のケツの軽量化を決意。


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【翌日】
ライド翌日は、リア充の真似事をして、キラキラ感を使い果たしてしまった反動から、一日中布団の中で風の谷のナウシカ全7巻を再読。クシャナのセリフの暗記に励みました。
三巻の戦闘シーンが好きです。
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