自転車用品

ミノウラの三本ローラーを買ってみたぞ!!〜組み立て編〜


ロードを始めて間も無く、こんな話を聞きました。


『速くなりたきゃローラーに乗れ』


ローラー……それはガチ勢の響き




以前のアパートでは騒音問題でローラーはNGだった為、未知の体験への憧れは募るばかり。今の戸建ての貸家を見つけた時は「心置きなくローラーに乗れる!!」と真っ先に思いました。

引っ越しの荷解きも終わり、生活必需品を買い揃え、ようやく生活環境が整ってきたので、本格的にローラー台選びを開始。


ローラーは大きく分けて2タイプ。


三本ローラー or 固定ローラー



image断然、三本ローラーやろ。
だってカッコいいやん。




オンライン上の仮想空間でライドできるZwiftをするために、一瞬固定ローラーに心揺り動かされましたが、やはりここは初心を貫くべし。

三本ローラーと言ってもピンキリで、10万円くらいするプロ選手が使うようなものから、中華のよく分からないものまで色々です。負荷調節機能が付いているか、いないかも選ぶポイントになりそうです。

「乗り込んでいくと、段々負荷調節機能がついてるものが欲しくなる」という話もチラチラ見かけ、負荷付きか無しかで迷いましたが、トライアスロンをやっているフォロワーさんのお一人が、普段使っているローラーは負荷調節なしだと言うので、私には間違いなく不要であると判断。

負荷調節無しの三本ローラーは3万円を切っているものが多く、手が届きやすいのも良いです。

有名どころはミノウラのMOZ-ROLLERとエリートARION。どちらも商品レビューは良いようです。
ARIONはMOZよりちょっと安いのですが( ARIONは海外通販ならさらに安いです)……


imageミノウラでいこう。
だってシルバーがメカチックで
カッコいいやん。



しかもミノウラは負荷調節機能が必要だと感じたら、後から追加することが出来るそうです!



カッコいいというだけで選んだ三本ローラーですが、簡単に乗れるものではないようです。

Google尊師、曰く


「まるで氷の上を走っているよう」
「一日中練習したが、手摺を掴んでいても乗れない」
「乗れるようになるまで、一週間くらいかかった」


image恐ろしいwww




乗れなかったらメルカリに出そう、とちょっと弱気にAmazonでポチリ。

翌々日には届きました。早い!!

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では、オープン!!

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imageふおぉ〜!!!!美しい!!!!!!!



精密に作られた円筒は、洗練されたものだけが持つ独特の美しさを放っています。


説明書を見てみましょう。事前の調べでは、ちゃんと説明書を見て組み立てないと、「間違えて二度手間になるよ」とのことでした。


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imageは?


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imageは????? 何言ってんのミノウラ




そして…(バタン)
クローズ!!!!!


〜 そのまま数日放置 〜




数日後、ため息交じりにようやく重い腰を上げて組み立てを決意。これもクレメルサイクルへの道。頑張れ私!

必要な工具はこちら。

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・ペンチみたいなの (プライヤーっていうんだっけ?父に貰ったもの)
・プラスドライバー (実際は途中からマキタの電動ドライバーを使いました)
・13mm,17mmスパナ (Amazonで同時購入。名前は聞いたことあったけどスパナってこういうものかと初めて知りました)
・六角レンチ (踏台の取り付けに使用)



ミノウラのHPでは必要工具は、『17mmスパナ(出来れば二本)プラスドライバー』と書いてありますが、ステップを取り付けるのに13mmスパナと六角レンチも必要です。17mmスパナの代わりにプライヤー(?)があれば17mmスパナは1本でOKです。


検索すると親切な人が画像付きで組み立て方を説明してくれているブログがいくつか見つかったので、そちらも合わせて参考にしました。付属の説明書だけでは組み立てられなかったと思います。


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おっかなびっくり組み立てて行きます。

imageワッシャーってなに?……あ、これ?
ちゃんと綺麗に繋がってないのがある(下)。不良品?

(スプリングワッシャーというもので、不良品でないことがこのあと判明)

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ステップを組み立てます。

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ステップは最後に骨組に嵌め込みます。左右どちらにでも後から簡単に取り付けられました。



imageホイールベース?前後のホイールの中心点の距離?…知らんがな。
メジャーはどこだ。

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ワッシャーってこういう風に使うのか……。この薄いドーナツ状の金具になんの意味があるのか知りませんが、ないと困るのでしょうね。


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ゴムをちゃんと通して…

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途中、分からないことにぶつかるたびに検索しながら進んだので、1時間20分かかりましたが、工具の扱いや、ちょっとした組み立て経験がある人なら30分くらいで組み立てられると思います。


細かい組み立て方の説明は当ブログではしませんが、MOZ-ROLLERを組み立てるなら、注意点は前輪ガード

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これは取り付けなくてもローラー自体は機能します。しかしこれがないと死にます。

本体の説明書には取り付け方は記載されておらず、前輪ガードの説明書だけ別付属になっているため、組み上がった後、最後に前輪ガードを取り付けられるような印象がありますが、実際は円筒を骨組みに取り付けるとき一緒に組み込まなければなりません。私はたまたま事前に組み立て方を検索していて、失敗談を見聞きしていたので、間違えずに済みましたが、知らずにいたらかなりイラっとさせられたと思います。ご注意下さい。


四苦八苦しながらどうにか完成!!


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クマ吉の姿が、ローラー初乗りの時の自分の姿を暗示している様に思えてなりません。



果たしてクレメルは三本ローラーに乗ることが出来るのか?!

次回乞うご期待













サコッシュにファスナーを付けてみたよ

先日、手持ちのサコッシュにファスナーを付けてみたら、かなり便利になったのでその話を少し。

サコッシュは主に自転車競技中に補給を受け取る為の袋として知られています。走行中でも中身が取り出しやすいように、上の部分はボタンがついているだけのものが多いです。

私が普段サドルバッグに入れているのは、ラファのおまけサコッシュ。

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サイクルウエアRaphaの店舗でお買い物すると、購入した商品を入れてもらえるそうなのですが、普通にお買い物するだけではダメで、実店舗に自転車で乗りつけないと貰えないのです。地方の民からするとこれはなかなかハードルが高い。出張や観光のついでに立ち寄るのでは、自転車でないため入手出来ないのです。そのためか、このサコッシュ、おまけにも関わらず、ヤフオク等では2,000円くらいで取引されています。

私は『入手困難』というワードだけで食いつき、ホイール購入の際にもお世話になったやすこ君経由で入手しました。Raphaの商品はひとつも持っていませんが。

無料の袋なので期待していなかったのですが、なかなかどうして、これが予想以上に使いやすい。急な輪行や、ライド帰りにコンビニに寄る際に活躍してくれています。

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ヘルメットとボトルが入るサイズで使い勝手が良いのですが、欲を言えばファスナーが欲しい。

レースで使用するわけではないので、取り出し易さより、中身が飛び出ない安心感の方が大切。


最近、手芸がマイブームなこともあり、手芸屋に立ち寄った際、ファスナーを購入しました。
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40cmで148円

ダイソー等でもありそうですが、コンパクトに丸めやすい様に、薄手で柔らかいものを選びました。ファスナーはサコッシュの横幅より3cmくらい長めのものがベスト。

では付けてみましょう。

先ずファスナーを開きます。

縫い始めは『開き始め側』から
 
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マチ針やクリップでとめておきます。
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端は後から垂直に折り曲げて縫い留めます。
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反対側はファスナーを開いた状態で縫います。
左右の開き始めがズレない様に注意して!

『開き終わり側』の余った部分は中に入れこみましょう。
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出来上がり!!
 
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なんてことはありませんが、ファスナーを付けると一気に高級感が出ます。それに安心して、輪行時に取り外したガーミンやライト等、小さなものも入れられる様になりました。

私はミシンを使っていますが、手縫いでも全然OK。先日載せた「サイクルキャップ」は正直手縫いではハードルが高いかなと思いましたが、ファスナーづけは、むしろ手縫いの方が、元々ついているボタンにミシンの押さえが干渉せず、作業しやすいです。針と糸にあまり馴染みのない人でも、一時間から一時間半格闘すれば出来ると思います。

折角の休日なのに雨でライドに出れない日、お気に入りのサコッシュがお手元にある方は、是非トライしてみて下さい。そして出来れば、正座してチクチクしている姿の自撮りをDMで送って下さい。手芸男子、萌えます






世界に一つだけ サイクルキャップを手作りしようよ!!

サイクルキャップっていくつあっても良いですよね。

シンプルなジャージに、可愛い靴下とサイクルキャップの組み合わせは、飽きにくく、輪行時や食事処でも悪目立ちせず、ロード初心者にもトライしやすいスタイルです。

今回はそのコーディネートの中で、時に主役、時に名脇役となるサイクルキャップを手作りしてみました。

私の女子力、ごらんあそばせ!!!!!

サイクルキャップは、それ単体でも風圧で飛んでいかない様に、小さめの作りになっていることが多いようです。でも私は、ヘルメットをかぶらず自転車に乗ることは無いので、キャップが飛んでいく心配はありません。髪の長さの都合で、インナーキャップをかぶり、その上からサイクルキャップをかぶっているので、もう少しゆったりとした作りの方が、楽だなと常々思っていました。

なので少し大きめ、深めで作ってみました。

男性はそのままで大丈夫だと思います。小顔の女性は一つずつのパーツを2〜3mm小さくして下さい。

出来上がり 深さはトップから側面に沿って17.5cm 周りは後ろのゴムを伸ばした状態で60.5cm

型紙PDF


材料

布(黒) 40cm×20cm
布(柄) 40cm×20cm
リボン 17cm
平ゴム 8cm
綾テープ 65cm 幅15mm〜18mm
ツバ芯

接着芯(必要ならば。布と同じサイズ)

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【材料選びのポイント】
布は少し厚めの方が良いですが、綿100%だと速乾性が無いため、ほどほどに。
気に入った布が薄すぎても大丈夫!生地に張りと厚みを出すための「接着芯」というものがあります。
不織布と織芯がありますが、洗濯にも強い織芯タイプで、中厚手(普通)が良いと思います。

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使い方は簡単。厚みを出したい布の裏に、同サイズの接着芯をアイロンでつけるだけ。当て布をして下さい。しっかりとアイロンでプレスして、冷えるまで動かさない様にすると、しっかりくっつきます。

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布は濃いグレーや青は汗シミが目立ちやすいので気をつけて。

二色の布を使う場合、糸選びが難しいので、透明の糸が便利です。
手縫いだと滑るので、ちょっと使いにくいですが。

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生地の端は、切りっぱなしだとほつれてくるので、ミシンでかがり縫いをするのですが、手縫いの場合は折り返して縫うので、倍の手間がかかります。私は使ったことが無いのですが、ほつれ止めのボンドがあるようです。洗濯もOKだそうです。手縫いの場合は、これで時短出来るかも!?




わたしはこのミシンを使っています。シンプルで使いやすく、上糸下糸の調節も簡単です。フットコントローラーが付いているのが助かります。





では実際に作っていきましょう


型紙から縫い代を取ってカットします。型紙用の厚紙が手元に無ければ、買い物の紙袋がちょうど良いです。
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縫いしろは、ミシンの場合はかがるだけなので5mm、手縫いの場合は1cm位とって折りかえして縫います。
手芸用チャコペンシルが無い場合は、色鉛筆でOKです。


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中表にして縫います

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4枚をつなぎ合わせます

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ドーム型に縫っていきます

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縁をかがっていきます。ミシンはギザギザ設定です。
(手縫いの場合は、4枚のパーツを縫い合わせる前に、縫い代をアイロンで三つ折りにし、ほつれ処理をしておくと良いです。もしくは前述のボンドで。)

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全部かがるとこんな感じ

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ツバの部分を作ります

型紙にそって、芯を切ります

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ツバの部分は、後から不要の部分を切るので、ざっくりでも構いません

中央にリボンを縫い付けます

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中表にして芯のサイズより、2mmくらい大きめに縫います

ツバの部分は目立つので、カーブは特に丁寧に縫います。ミシンの場合は細かく押さえを上げ、方向を正します。手縫いの場合は、細かく縫います

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不要な部分を切ります

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芯を入れて、仮縫いします。面倒だけど、これをしていないと綺麗に出来ません。

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本縫いして、仕付け糸を外します

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ツバと本体を合わせて、ここも仮縫いしておきます。

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ひっくり返して綾テープの片側を縫います。縫い始めは目立たない後ろ側から。

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後ろにゴムをつけます。ゴムの長さはの目安は7〜8cmくらい。自分のサイズに合わせて下さい。
両端二カ所を縫い留めます。

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綾テープのもう片方側を縫います。
後ろのゴムのところはちょっと難しいです。引っ張りながら縫います。どうせゴムの伸縮でくしゃっとなるので、あまり気にせずにw

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トップのところが上手く繋がらなかった場合は、手縫いで修正すれば大丈夫。

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ひっくり返して


出来上がり(*´∇`*)

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材料費は

布 300円
ツバ芯 450円
綾テープ 180円
接着芯 800円
リボン 120円

合計1850円 残った材料であと2つは作れます。


思いつきで作ってみたサイクルキャップですが、意外とやれば出来るものですねw

布選びは楽しいし、ジャージや靴下に自由に合わせられるのが嬉しいです。

縫い目がガタガタしてたり歪んでいたり大丈夫だいじょうぶ!世界にひとつだけのサイクルキャップは、どんなブランドのものよりも、愛しい存在です。










 

スプロケ交換に挑戦するぜ!駐輪場で番町皿屋敷

〜これまでのあらすじ〜
かんぱにょーろ しゃまるうるとら
名前のカッコ良さだけで、身分不相応のホイールを注文。山あり谷ありでやっと我が家にやってきました。ヤッホー!!!!


※このブログは読んでも何の役にも立たないをモットーとしていますので、今回のお話も“スプロケ交換の方法”を説明したものではありません。写真は雰囲気を伝える為のもので、適当に載せてるだけなので、参考にはしないで下さい。初心者ローディーの七転八倒ぶりをお楽しみください。



さて、待ち望んでいたシャマルウルトラが手に入ったわけですが、海外通販で購入したので、当然自分で今のホイールについているスプロケを、シャマル氏に付け替えなければなりません。


出来るのかな(°д°)?


この日のために「スプロケ外し」をAmazonで買っておきました。

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未だかつてこれより“使い方の予想すらできない”ものは初めてです。

届いた時、「え?二本入っとる!Amazon間違えてるやん!」と思いましたが、間違えてるのは私の方で、ちゃんと見ると、二つの先に付いているものは、それぞれ別のものでした。どうやら二本で一対のようです。

シャマル氏は11速。蜂蜜号も11速。なので、そのまま今付いているスプロケを、新しいホイールに付け直せば言いわけです。

簡単に言えば。言うだけなら。


先ずはタイヤを付け替えましょう!

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恐れるな私。パンク修理の要領と同じじゃないか。そして先日23Cから、ちょっと太めの25Cにタイヤを交換した時も、自分で出来たじゃないか。記憶を掘り起こせ!

心配なのが、「2way fit はリムの形状が普通のクリンチャーホイールと違うから、めちゃくちゃ嵌めにくい」というネット情報。スプロケ交換以前に、タイヤが嵌められるか...そこから試練は始まっています。



先ず空気を抜いて、タイヤとチューブを外すんだよね?

あ、案外タイヤレバーがスムーズにささって、タイヤが外れた。

えぇっと次は...リムにチューブを入れて...image

(電灯のあるところに移動)
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で後はちょっとずっと引っ張りながら…こうやって...ムギギギギって...は、嵌めて...嵌めて...ゆ、く...。

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あ!!結構普通に嵌った\(^o^)/

以前から使っていたタイヤを移し替えたので、少し伸びて馴染みやすくなっていたのだと思われます。2wayFITだから嵌めにくいという感じはなかったので、ホッと一安心。

(後日発覚するのですが、2wayfitはタイヤを外す時の方が苦労します。ピッタリとリムにタイヤがはまり込んでるので、タイヤレバーが全然入りません。どうにかこうにか、私がひとりで外すことが出来たので、男性ならそれほど苦労しないかもしれませんが)

タイヤ交換を二本したところで、もうやりきった感がありますが、ここからが本番のスプロケ交換です。 あの2本のアイテムを取り出します。

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取り出しはいいけど... どうやって使うん???

ホイールを前にしたら自然と使い方がわかるような気がしていましたが...。


全然分からない\(^o^)/

こんなときは…


YouTube!!

「スプロケ交換 ロードバイク」 検索



おっ!出てくる出てくる!世の中には親切な人がいっぱいいるなー(´ー`*)ウンウン

いくつか動画を見てみると、チェーンのついている方の棒で、スプロケが回転するのを止めて、もう一方の棒で、真ん中のネジみたいなのをグルグル回すと外れるみたい!

こんな感じかな?
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よし!! このチェーンでスプロケの回転を止めて...

グリングリングリン(スプロケ回転)
お約束かよ(゚д゚)
逆でした

 よし今度は大丈夫!スプロケ太郎、お前の動きは完全に封じた!!
そしてもう一方の棒を真ん中嵌めて回すのか。

グッ、グッグッ むむ、硬い…。

え?こういうのって時計回りに回すと外れるんじゃないの?え?逆なの?
瓶の蓋開ける時ってどっちに回すんやったっけ?ネジの回し方って世界共通?...ちょっと待って、はい!今、冷蔵庫からジャムを出しました。左手で瓶を持って右手でこうやって...いつも回して...る。...ん?回してる?


駐輪場でエアジャムの瓶の蓋開けを行った挙句…余計に混乱

もっと力入れて回していいのかなぁ...ホイール、パキーンとか割れないのかなぁ

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グッグググッッ!! グリーン!!
回った!!外れた\(^o^)/


はいストーップ! 待て!!早まるな落ち着け私!浮かれるな私!!

絶対にスプロケの歯の順番を間違えるなよ!!!!


間違えたら最期。組み立てられないゾ!!


YouTubeを見ている間に日は暮れてしまい、薄暗くなった駐輪場の片隅にしゃがみ込んた女がひとり...

いちまーい...にまーい...さんまーい...

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必死さと心細さをを滲ませた小声で、数えながら並べて行きます。

ホラーでしかない

これを機にスプロケ太郎の隅々まで磨きます。

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さてなかなかここまでは順調に進んできたスプロケ交換。これからラストダンジョン「シャマル氏への取り付け」に移ります。 真ん中の穴には溝があって、それに合わせて順番に嵌めていきます。

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あぁ、なにこのシャイニー感。

今まで知らなかった…

スプロケはジュエリー
でした。


これの次がこれで...。で、これで...。そしてこいつが来て... これで最後…。全部嵌った!

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後は締めるのみ ガコ(棒を嵌めた)

グリン(おっ回った!)

グッグッ(締まってゆく!)

グリンっ(空転)えっ
(゚ロ゚;)??

締まらない

最悪の結末が脳裏を掠めます。

も、もう一度。

グッグッグッ

グリーっン(空転)

え?(´?д?;`)



・・・・・・。


チョコ食べよ
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もう一度YouTubeを見直すけれど、他に特別なことをしているようには見えません。

もう一回初めから一枚ずつ入れ直して…。
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もっと力入れて回してみようかな。 ネジを締める棒をグッとホイール側に押し付けて押さえ込むようにして...。
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グッグッググググッ!グッ!!
締まったー 感動!!

後は自転車に装着して慎重に試運転。

ガチャん、ガチャん! ギシフトチェンジも出来た!
感動!!!!


なんやかんやで無事シャマル氏と蜂蜜号がドッキング。

走り?は?もうどうでもいいよ。完全にやりきった感。

一応、スプロケが空中分解しないかどうかだけ確認するため、駐車場をくるりと回り、自宅にピットイン。



今回もなかなか苦戦しましたが、これでひとつローディーとしてのスキルが上がりました!

私はロードバイクに限らず、普段から“自分で出来ること”を増やす、そしてそれがどんなに小さなことであっても、「自分で出来るんだ」と誇らしく思うことが大切だと思っています。

今まで、その小さな積み重ねが、仕事や新しいことにチャレンジする時の自信になってくれました。「何一つ分からない状態からスプロケ交換だって出来るようになったんだから、きっと◯◯◯も出来る様になる!」みたいな。

そして自分が出来ることは、同時に誰かにしてあげられることでもあります。「あれも出来る、これも出来る」を「あれもしてあげられる、これもしてあげられる」に置き換えると、「もっと色々出来る様になりたい!!」とモチベーションが上がり、毎日が楽しくなるように思います。

(よし。好感度あがったな。しめしめ。)


 

シャマルウルトラ氏が我が家へやって来るまで

シャマル氏が我が家へやってきて、かれこれ4ヶ月。今更ではありますが、ホイールのことも書いてみようと思います。(実際に乗った時の感想はこちら)


ロードバイク購入し、その軽やかな走りの虜となり、山や海へ出かけること一年。

そろそろ次のステップへ進もうではないか…

新しいホイールが欲しいのだあああああ


では、何を買おうか…

あー、もうこれ!これにしよ!!

カンパニョーロ シャマルウルトラ

パーツカタログのホイールのページを眺めていたとき、二番目に名前がかっこ良かったからです。

スペック? そんなの知りませんwよく分かりませんw名前がカッコ良いからそれでいいです。


ちなみに一番カッコ良いのは


ライトウェイト マイレンシュタイン

screenshot


お値段  59万円(税別)



シャマルウルトラと同じ価格帯で、人気のあるフルクラム レーシングゼロと、迷うような素振りもいくらか見せましたが、「シャマルウルトラ」…もうこの名を一目見た時から、私の心は決まっていたような気がします。


ホイールが決まれば話は早い

早速購入!と行きたいところですが、選択肢は二つ。

ショップで買うか海外通販(以下、外通)で買うか。

その後のメンテや保証を考えるとショップで買うのがもちろん良いです。電話一本「このホイール買います」と伝えれば、仕入れ、納品、検品、取り付け、調整まで全てしてくれ、すぐに乗れる状態で「はいどうぞ」とお渡し。こんなに手軽で安心なことはありません。

それに比べて外通は、商品が届かない、不良品、中身が違っていた、返品交換のトラブル、関税トラブル、それらのやり取りを全て英語でしなければならないというストレス…などなど、ネットでざっと調べただけでも枚挙にいとまがありません。

では、なぜ悩むのか…?


外通は国内で購入するより圧倒的に安いのです。

シャマルウルトラ 2wayfitの価格

国内 約14万5千円 (大型店 店頭価格)

外通 約9万円 (Wiggleなどでざっと見た感じ)

デカいよね?5万円はデカいよね?浮いたお金でガーミン買えるよ!!

(クレメル心の声) 私は近くに自転車に詳しい人もいないし、そもそも取り付け方すら分からないし、ショップとの関係とかもあるから、やはりショップで買うべき……いやでも同じものでこんなに値段が違うなんて。乗っちゃえば一緒なのに…ガーミン欲しいし。そもそもホイールってそんなに壊れたりするもの?……でも変な音とか鳴り出したらどうする?自分じゃどうにも出来んよ?ショップに持って行けば即解決やん……取り付けとか自分で頑張ったらいいやん?自分で出来る様になりたいって前から思ってたんじゃないの?初心者だろうと外通で買ってる人いっぱいいるじゃん…(繰り返し)


答えなど出るわけもない無限ループに嵌って、本来なら愛車をグレードアップする楽しい買い物のはずなのに、だんだん気が重くなり、面倒くさくなる始末。


そんな終わらない私の悩みに終止符を打たせたのは、自転車に興味なんて、さらさらない妹からの一言でした。


ある日の昼下がり、上記のような悩みをグダグダと妹に語っていた時に、話半分に聞いていた彼女がぼそっと

「へぇ。意外。ネエちゃん、これからもずっと福岡で暮らすつもりなんやね〜。


Σ(゚д゚;)ハッ!!!!


人生はドラマチックやん?だから、もしかしたら…近い将来に…


東京や

オーストラリアに



嫁に行くかもしれんやん?


高いお金出しても、その後引っ越しするかもしれない。購入店でメンテを受け続けられるとは限らない!!
そしたらどこで買っても一緒やん!


外通で安く買おう!!
そして、メンテナンスは(近い将来出会うであろう)旦那さんのショップに任せよう!!


そうと決まれば、彼を召喚するしかない!

「やっちゃーん!!私のホイールを安く見つけて下さいませ」

やすこ君はTwitterから初めてリアルで会ったBoyです。私が魅惑の美人ローディーなどではなく、実際は萎びた場末のおばちゃんだと知った後も、話しかけても無視したり、石を投げつけたり、ブロックすることも無く、変わらない態度で接してくれる良い子。お買い物上手で、外通にも詳しいやすこ君に丸投げで依頼。(その当時Wiggleでは5%OFFくらいにしかなっておらず、他のサイトはよく知らない私)

仕事が早いやすこ君。直ぐに「今の最安値はここですよ」と教えてくれたのがPBK。

タイミングによってはもう少し安くなることもあるそうですが、欲しい時が買い時!それに国内定価に比べたら桁違いに安い!!


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しれっとCATEYE VOLT800も購入


換算レートは £1.00=¥143.23

ホイール 初回購入クーポン利用 −£15=−¥2,148
£551.93=¥79,052

ライト
£58.58=¥8,380

TOTAL ¥87,444


お買い上げありがとうございました!!

(実際はPBKの前に別のところで購入しようとして、決済後に「やっぱり在庫が無かった」だのなんだの言われてキャンセルしたり、その返金の連絡が向こうから全然来なかったり…色々トラブルがありました。私はそれほど英語でのメールのやり取りに苦労はしませんが、とにかくめんどくさかったので、そのこともいずれ書きたいと思います。) 

2016.11.26 注文

2016.12.11 受け取り

関税手数料とTAXで4,300円くらい、配達時に配達員さんに支払いました。 

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オープン!!

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こんにちは!シャマルさん!ようこそ我が家へ

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ホイールバッグがついてます。

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紙袋の中身はこんな感じ。何か色々入っています。

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説明書も入ってました。

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英語、イタリア語、日本語で書いてあります。(中国語は無いのに、こんな島国の言語が書かれていることに驚き)

ユーラスやゾンダも同じ説明書のようです。



カタログの重さは知りませんが、まあ今までよりは軽くなったでしょう。

フロント
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リア
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2wayなのでチューブレスタイヤも使えますが、私は今まで通りクリンチャー仕様で乗るので、ホイールに付属のバルブ(? 名前は知らない)を外します。

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すごく固くへばりついてたので、手では歯が立たず、ペンチで挟んでなんとか外せました。(この辺りもやすこ氏にスマホ越しにお付き合い頂きました。ありがとう。)

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ライトが思ったよりコンパクトで気に入りました!

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どうにか蜂蜜号に取り付けられる状態になり、テンションが上がりますが、実際に乗れる様になるのはまだ先のお話。



次回のクレメルは…

初のスプロケ交換に挑戦!!ひとりで!!!
 
corratec DOLOMITI に乗ってます。 貧乏・貧脚・貧メンタル。激坂手前ですでに半泣きですが、愛機 蜂蜜号と楽しくライドしています。小心者な昭和の女。ぼっち活動を得意としています。 どうぞ仲良くしてください。
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