ローディーの朝は早く、200km、300kmを走る人など午前3時に起きてライドに出る、なんて人もいるようです。

でも私は朝が苦手。寝起きは悪くないので仕事となれば起きることができますが、自分自身に甘いので「休みの日に早起き」というのが出来た試しがありません。
「日の出ライド」や「朝練」という言葉に憧れつつも、休みの日は9時にスタート出来れば上出来という、なめきったスタイルです。

日に日に秋の訪れを感じ、ライドに適した気候となってきたにも関わらず、仕事は殺人スケジュールで自転車に乗れない日々が続き、イライラ募るばかり。黒く埋まったスケジュール帳を睨みつけると、12連勤の中で唯一、午前中に仕事が入っていない日がありました。

午後から出張のため、13時帰着がタイムリミット。

何がなんでも自転車に乗りたい!!
早朝ライドに出る!!

(ルートは後日アップします)

自宅に持ち帰った仕事を、日付が変わった頃に漸く終えて、就寝。そして、午前4時半過ぎ・・・

どうにか起きられた( ;∀;)

眠たい目を擦りながら、のそのそ準備をして、5時半。

出発\( 'ω')/!!


日の出前にスタートするのは初めてです。まだ暗い空の下、テンション上がって眠気も吹き飛びます。

普段は夜でもでもそれなりに交通量のある国道も、早朝はガラガラ。


「うわぁ~、朝って走りやす~い!!」


残念ながら雲が多く、朝焼けは見る事が出来ませんでした。


空が白んできたところで、ミニストップでモーニング。


補給食も購入し、曽根田林道へ。

早く出発したので時間もたっぷりあります。

気になるものを見つける度立ち止まり、写真を撮りながらテレテレと進みます。


前回の曽根田林道ライドと、同じポイントで写真を撮ってみましたが、ソニ助で撮る細かいところまでしっかり写る!


曼珠沙華が綺麗。


田んぼの畦道に鮮やかな紅色がなんとも艶っぽい。それでいてどこか儚げなこの花を見かけると、本格的な秋の始まりを感じます。


風が吹いて揺れるので、写真を撮るのは苦戦しました。もう少し良いロケーションとかアングルとか探したかったけど、林道が待っているので先へ進みましょう。



2度目の曽根田林道。


これといって取り立てて何か良い景色があるわけではないのだけれど、とにかく静か。先日初めて訪れて、大好きになった林道です。


斜度は10%を超えるところはないのではないかと思います。落ち葉や枯れ枝はところどころありますが、路面は比較的綺麗で走りやすいです。
杉の木ばかりでなく、落葉樹が多く、バラエティ豊か。山肌の岩は苔むしています。


もともと静かな林道ですが、朝の空気に満ちたそこは、静寂そのもの。

明け方雨が降ったのか、湿りを帯びた木の葉が瑞々しく光っていました。

ソニ助を片手にいろいろ試してみたかったことがあったので、止まっては写真を撮り...の繰り返しで、息が上がることも少なく、普段の倍以上の時間をかけて登りました。朝の林道を満喫!
(写真の話はいつか機会があったら書きます)



標高が高くなると朝もやもかかって神秘的。



夜須高原公園まで登って、標高470mくらい。

ここで高菜明太おにぎりを補給


うめぇぇぇ〜(*´ω`*)


さて目的地にたどり着いたので、引き返そうか…とも思ったのですが、そのまま前進すると白坂峠というのがあり、そこから下ることもできるようです。少し遠回りになりますが…。


白坂峠、気になる

(´-`).。oO(今思えばこれが元凶

時計の針は9:30。午後からの出張の為、遅くとも13時には帰り着く必要がありますが…

「うん!地図で見た感じそんなに遠回りってわけじゃないっぽいっし、大丈夫やろう!!行ってみようー!!」


いきなり11%の看板が!!



下りで良かったぁ~(´・ω・`;)

こちらもなかなか綺麗な峠道。




さあ、ようやく下ってきましたが…

ん?ちょっと待てよ。なんとなく感覚で大丈夫やろうって決めてたけど本当に大丈夫なのか?そもそも私は何分で何キロ走れるのか(°д°)?

山の景色を写真に撮っていたら自分がとんでもなく山奥にいるのではないかと……だんだん不安に(´・_・`)


と、とりあえず帰ろう。


ここから先はよく知っている道。とにかくアップダウンが繰り返されます。下り基調で45km/hくらいまで上げて、その勢いで次の登りを半分くらいまでやり過ごして、頂上に向かってギアを軽くして登り切る戦法。脚は削れるが、この方が時間はかからない。


気温が上がってきた(´×ω×`)

キツイ

ハンガーノックや水分不足はマズイので、とりあえず「みなみの里」に緊急避難し、お茶と手羽先を胃に流し込みます。ここの手羽先めちゃくちゃ美味しから、普段なら味わって堪能するところですが、悠長に構えてる場合じゃない(それでもしっかり二本食べました)


時計の針は間も無く11時を指そうとしています。


あと二時間…

普段家からここまで2時間で来れてたっけ?よくわからない…。

できることはただ一つ

死ぬ気で回す


回せ回せ回せ回せ回せ回せ回せ回せ回せ…

とにかく平地30kmhを切らないように!!

誤解のないように言っておきますが、私にとって30kmhオーバーはスプリントの世界です。

それでも人は追い詰められると新たな扉を開くことがあるようです。普段ちゃらんぽらんに走っていて、キョロキョロよそ見ばかりして、たまに道の隅にしゃがみ込んでぼんやりしているこの私が、勢いに乗って時には35kmhで走行しているではありませんか!!これが「追い込み」というやつか(°д° )!!

あれよあれよと景色が後ろに流れ過ぎ、気づけば二時間かかると思っていた自宅に一時間で無事到着( ・ㅂ・)و ̑̑

追い込まれた人間の馬鹿力には眼を見張るものがありますね。


それにしても普段どれだけちゃらんぽらんに走っているかが、浮き彫りになったライドとなりました。今までは休みの日に「まぁ日付が変わるまでに帰れればいいっしょ」的なノリで走っていたのでペース配分や、自分の脚力でどのくらいの距離をどれくらいで走れるのか、よくわかってなかったです。

早朝ライドは本当に気持ちがよく、頑張って早起きする価値は十分にありました。またぜひやりたいと思うならば、自分の力量をしっかり把握しておくことが大事。いつかグループライドに参加したり、イベントやブルベにトライするなら、必要なスキルの一つと言えますし。

写真撮ったりツイートしたりはひとまず置いておいて、例えば50分走って10分休憩して、一時間あたりどれだけ走れるかを、山中心、平地中心でそれぞれ一度しっかりログをとってみる。または、よく行くコースで10kmごとに所要時間を計っておく等…。

「レースに出たりしないからタイムとか関係ないもんねー(´-ε-`)」などと言わず、己を知る工夫をしたいと思います。

(´-`).。oO(追い込みはもう懲りごり


その後、14時過ぎの電車で熊本へ出張。


3時間前に林道にいた気がしたけど、夢でも見たのかな…