今年初のソロキャンは
海が見たい
ということで、佐賀県北部の波戸岬(はどみさき)キャンプ場で一泊二日です。
唐津バスセンターより呼子方面へ。バスを乗り継ぎ、一時間くらいで到着。
波戸岬キャンプ場は、最近リニューアルされて、圏内でも人気のキャンプ場です。
車で乗り付けられるオートサイト、区画が割り当てられてプライベート感のある一般サイト、海が目の前に見える全面芝生のフリーサイトから成っています。
今回一般サイトはいい場所が空いてなかったので、初めてフリーサイトを利用しました。
海が目の前!!
木陰がないので暑い時期は利用できませんでしたが、一月の晴れた空の下の日差しは柔らかく、林間エリアよりこちらを選んで正解だったです。
13時くらいに到着して、いつものようにテントとくつろぎスペースの設営から。
ずいぶんスピーディーにストレスなくできるようになりました。
薪は小さめのもの10本で500円。
ホームセンターより割高ではありますが、今日はバックパックを背負っての移動なので、現地購入です。
設営も無事済んだところで、薪の焚き付け用に枯れ枝や松ぼっくりなどを拾いに出発。
色々なタイプのテントで賑わっています。
みんなの創意工夫されたキャンプススタイルとキャンプギアを観察。私にも取り入れられるアイディアはないかなーと、二周ほど徘徊してしまいました。
不審に思われないように、「枯れ枝集めてるだけなんで」って顔して回ってたので必要以上に枝が集まってしまいましたww
土日なのでファミリーが多いかと思いましたが、真冬ということもあってか、小さな子供の姿はあまり見られず、意外にソロやデュオの少人数でのキャンパーが多かったです。
海風の強さが心配でしたが、今日は大丈夫。風も冷たすぎず、絶好のキャンプ日和。
3時のおやつは焼き芋。
落ち葉や枯れ枝で焼き芋をするのは初めてです。
焼き上がりのタイミングがわからず、ちょっと周りが焦げてしまいましたが、じっくりと火を通した薩摩芋はホクホク甘々。レンジでチンとは全然違う!
コーヒーを飲みながらkindleで読書。
波戸岬は西向きなので、波の打ち寄せる音を聴きながらサンセットを堪能しました。
それではお楽しみのキャンプ飯タイム。
本日の食材はこちら
年末年始、まともな食事を取っていなかったので、野菜不足解消のため、夕飯は野菜スープとオイルサーディーン缶の即席アヒージョです。
野菜はとにかく時間をかけてコトコトと。時間をかけて煮込むことで野菜の甘みが引き出されるそうです。
一時間くらい煮込みました。ソーセージの旨味と野菜の甘み、そしてニンニクの香りを邪魔しないように、味付けはシンプルに塩のみ。
これが最高に美味かった!!!
あたたまるぅ〜
オイルサーディーンは汁を軽く切って、オリーブオイルを加えて直火でクツクツ…。玉ねぎのスライスを乗せて出来上がり。
これもたまらん!!!
(缶は直火だと中の塗料が溶け出すこともあるそうなので、気になる方はクッカーに移したほうがいいかもしれません。私はまったく気にしませんw)
ちなみにこの赤い薪バサミを購入した決め手は、掴む部分が大きいので、缶をそのまま挟めるから。
初めは渋い色のアンティークっぽいのがカッコよくていいな〜と思っていたのですが、地面や芝生においても目立つので、あれ?どこいった?と探す手間が省けてるので、すぐ物をなくす私には合っていたかな。
ご飯と一緒にいただきました。
(画像が汚いけど、味は最高でしたw)
食後は薪が燃え尽きるまで、暗い海と薄い雲の合間に見える月を眺めながらボーッとしました。
人が少ないキャンプ場がいい!と思っていたけれど、適度な距離があれば、周りに人の気配がするのも案外悪くないなと気づいたのが今回の収穫。
夜になっても少し風が強くなってたので、早めにテントにIN。
下が芝生なので体に負担が少なく、寒くなかったのは良かったのですが、夜中は海風が結構強くなり、バタバタと音がするので何度か目が覚めてしまいました。これは海沿いにテントを張ると避けられない事柄だろうな。念のためガイロープを見様見真似で強めに張っていたので、テントが飛んでいきそうな心配はありませんでした。
日の出。
西向きだから期待はしていなかったけど、やっぱりじわっと明るくなるだけで、感動的な景色はありませんでした。
朝は昨日のスープとご飯に卵を溶き入れてリゾット風に。
これまた美味し!!
てな感じで、2021年のソロキャンプも好調な滑り出しとなりました。
今年はロープワークやタープの張り方などのテクニックを習得したいな。パパッと設営できたり、一見難しそうなロープワークをそつなくこなせると格好いいもんね!
それからあと二箇所くらいお気に入りのキャンプ場を見つけたい。
欲を言えば、ソロキャン仲間が欲しい…。お互いソロキャンプなんだけど隣同士にテント張ってる、みたいな。付かず離れずの気楽な距離感で一緒にアウトドアを楽しめる人と友だちになりたいな~