最近全然ロードに乗ってなくて、ブログネタがない。

しょうがないのでマイライフ、語っちゃいましょう。

今回はとても地味で、なんの面白味もない話です。30代のこじらせ女が鬱全開で人生語っちゃってるので、だいぶキモいです。気をつけて下さい。しかもオークランドへ向かう飛行機の中で、実はちょっと酔っぱらっていますw

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私事ですが、9月から転職することになりました。

これまで私は、とても出張の多い仕事をしてきました。特定のオフィスを持たず、取引のある企業に出向き、打ち合せをして、現場で仕事をするといったスタイルです。仕事場は国内外問わず、約6年半で47都道府県を巡り、海外渡航は45回を越えました。

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スーツケースひとつで飛び回り、年間1/3はホテル暮らし…。こういうと、バリバリのキャリウーマンか何かかと勘違いされそうですが、フリーランスの日雇い労働者です。経費で高級ホテルに泊まり、洒落たレストランで食事をすることも多くありましたが、華やかな見た目と裏腹に、実際は「よくそれで生活出来るね?!」と驚かれる程の低所得者です。

お金はないけど、好きで始めた仕事で、好きで続けてきた仕事でした。辛いことや嫌なこともあるけれど、それでも大きな感動や冒険があります。やり甲斐があり、好きな仕事だったから今までやって来れました。

ただ何にでも良い部分とそうでない部分がある様に、長いときは18時間を越える労働時間、大勢の人の前で話す緊張感、自分のひとつひとつの判断が全体を左右し、時には大きな賠償金が発生する責任の大きさ、必要以上に他者からの評価査定に晒され続けることからの人間不信…。少しずつ狂い始めた心のバランスを、調子が悪いときは精神安定剤で修正することが多くなってきました。『好きな仕事』が必ずしも『向いている仕事』ではないのかもしれません。
 
体調を壊し、そのリハビリのためにロードバイクを始めた話は以前しましたが、ロードバイクで汗をかきつつ山を登り、日光を浴びて、緑の中でひとり静かな時間を過すことは、メンタルの浄化作用がとても大きいのです。心療内科の薬に頼ることも少なくなり、ガチの意味でロードバイクが心の支えになってくれるようになりました。


仕事は好き。でも出張が重なると、ロードに乗れない…。

今後のキャリアアップを考えるなら、EUを中心に仕事することになります。しかしEU中心となると、3週間は家に帰れなくなります。3週間海外、1週間日本…その繰り返しです。



半年前、“上の人”からEU行きの打診がありました。


『将来を考えると仕事の幅を広げることは大切です。次、タイミングが合えばEU方面にチャレンジしませんか?』


image(若干かぶせ気味で)イヤです!!EUには行きません!!




『なぜ?』
 

image自転車に乗れないからです

 

『?????』
 

こんな感じで、王道のキャリアUPへの道は捨てました。
ロードと出会っていなければ、今頃EUで働いていたかもしれません。


imageさて、キャリアアップの道は捨てた。このまま不安定な仕事で身を削り、ひとりで生きていくのは不安。願わくば寿引退…。しかし……私、色々こじらせた難あり物件の為、結婚出来る気がしねぇwww
あと数年は、今のまま頑張れるかもしれないけれど、このまま続けたら5年後には精神が崩壊して白い灰になっている確率94%(クレメル予想)



どうしたもんかねぇ〜と思いあぐねているところに、今回の転職話が舞い降りました。

誰でも知ってる大手企業で、たった一日お手伝いするだけの仕事。内容も普段に比べると易しいものでした。ところが、何が良かったのか、その中で関わった人事の人と一緒に昼食を食べていると、何の前触れもなくいきなり

『よかったらうちで働かないか?事務職で今とは全然違う仕事になるし、勤務地は佐賀県になるけど』と。

SAGA??

佐賀県は福岡の隣に位置していますが、全国でも存在感の薄い県ではないでしょうか。実際、私もロードに乗る前は、「えww佐賀?未開の地でしょ?パスポートいるww?」とふざけたことを言っていました。(無知故の偏見です。佐賀県民の方々すみません。)
 
もしロードバイクに出会っていなければ、300%即答で「ありがとうございます。でも私、今のこの仕事が好きなので。(訳:そんなクソ田舎に誰が行くか)」と断っていたと思います。


しかし今、見えるもの全てローディー目線

佐賀と言えば…


車が少ない、信号が少ない、アスファルト舗装が美しい。山、海、島、ダムがある。そして、最近一緒にライドしてくれる友だちも出来た。福岡ローディーのサンクチュアリ「糸島」にもアクセスが容易。
 

image佐賀、HEAVEN☆


先方から提示された条件は、『8:45ー17:45。社保完備で、土日祝日休み、残業基本無し、有給、GW、夏休み、正月休み、リフレッシュ休暇、産休、育休、親の介護休』

imageホワイト企業w 純白ww



ただし、前述の通り、私は今の仕事が好きなのです。

ダラけきったフリーター生活に嫌気がさし、ちょっとした冒険心からロサンゼルスを旅行したのが22歳の頃でした。そこで大きく人生観が変わり、その後、世界一周、単身35カ国くらいを放浪し、巡り巡って今の仕事に就いています。
 
『安定なんかクソ』

人生の路岐路に立った時、これまで常に、自分にとって難しい方、出来そうにない方を選んできました。病気で余命宣告を受けたとき、我が人生に悔い無しと思えたのも、やりたいことを中心に進んできたからだと思います。

しかし今回は違います。

たかが転職。どこにでもあるようなたいしたことない話。分かっています。
だけど私にとっては仕事を変えるのではなく、これまでの生き方を根底から変える決断でした。

転職話から2週間、仕事の合間を縫って、先方に出向き仕事の条件を聞き、適正診断と一般教養の試験を受け、新しい家を探し、引っ越しの手続きまで済ませたので、周囲からは「スゴい決断力!」とさんざん言われましたが、実際はそうではありません。


image私は逃げるのか?


私がもっと強ければ…。
私がもっとしっかりしていれば…。
私がもっと大らかで小さなことにくよくよしなければ…。
私がどんな人に対してももっと寛容でいられたのなら…。

ずっと今の仕事を続けられたのかもしれない。

このまま今の仕事を続けていけば、たくさんの冒険があるだろう。多くの人が出来ない様々な経験が出来るだろう。田舎の事務員として、のんびり暮らすと言えば聞こえはいいが、自分の可能性を自分で潰してしまうのではないか。


深夜2時。ロードのチェーンのひとコマひとコマをブラシで磨きながら、答えなど出るはずもない問いかけを、自分自身に繰り返し、繰り返し…。



転職の手続きも、新居の手続きも済ませ、最後の仕事となるニュージーランド行きの飛行機の中でこれを書いていますが、未だにこれが正しい選択だったのかな?という思いは消えません。


ヘタレでメンヘラなので、不安や迷いは尽きることがありません。もうこれはしょうがないww
ただロードに乗っていて、ひとつ間違いなく思えるのが“正しいルート”は存在しないということ。目的地までどの道を選んでも構わない。その道の上で、何に目を向けるのか、何を感じて、何を大切に進むのか。寄り道も、迷い道もそれはそれで良い。なんなら、目的地を変えたって良い。ライドの時はいつも「今日は、なにして楽しもうか!」ただそれだけです。


9月からは“新しいルート”を選ぶことになりました。人の生き方も“正しいルート”など存在しないのかもしれません。日々の暮らしもライドと同じ様に「今日は、なにして楽しもうか!」と過ごしていけたらいいな、と思います。