これまでのあらすじ

初めてのグループライドに内心オドオドしつつも、ゆるポタ海岸ステージを切り抜けたエース クレメル。
平和なランチでまったりムード。は?今からヒルクラ?誰だよそんなルート引いたヤツは!!

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ランチ後、用事のある4名が離脱 (今回は来てくれてありがとうございました!またご一緒に!)


ゆるポタステージは、piccoさんのアシストで文字通りのゆるポタでペース調整して頂いたので、「ついていけないかも」とプレッシャーを感じることなく、楽しく進んできました。


しかし今、目の前には

これまで私がグループライドを避け、いつもひとりでいたのはこんな理由

kure「お待たせするのが申し訳ないし、あまりに遅くてイライラさせてしまいそう。“誰だよ、こんな迷惑なヤツ連れてきたの”ってなったら怖い。遅れちゃダメだと無理しすぎて、途中で具合が悪くなる可能性高いし、プレッシャーで肩身が狭くて、泣きそう。私がいるせいで、“今日のライドつまんねぇな”って思う人がいたら、とても悲しいし。そんなことになるなら、わざわざグループライドに入れてもらわないでも、ひとりで走っても十分楽しいし…。」 

どうだろう、特に女子の中には、その気持ち分かる!って言ってくれる人も多いんじゃないかな。


実は今回のルートも、出来るだけそれを回避する工夫がしてあります。

山を後半に持ってくることで、本当に待たせていることがプレシャーで、ライドするのが辛くなったらDNFして、みんなに先に下って貰いやすくしています。スタート地点まで戻る様に、ルートを引かなかったのは、佐賀方面から自走で来た人が帰りやすくする意味もありましたが、“下りきったらゴール”としておけば、離脱する時、自分の中でも気が楽だと考えたからです。


screenshot1
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ここまで始終、和やかなムードで進んできたため、忘れていましたが、実際に山を目の前にすると、不安がこみ上げてきました。

午前中のプチヒルクラで、変な呼吸音がしたことも心配。何度か経験したことがある“あの呼吸音”が出たときは、ヒルクラはDNF率が高い…。


不安


昼食後もPiccoさん先頭で、走りやすい道を選んでくれ、いよいよ麓までやってきました。

imageここから上りです。最大13か14か15%くらい。「フォレストアドベンチャー」で集合です。
う〜んたぶん3kmくらい。


(´-`).。oO(あれ?…ルート引いた時、7.5kmあったような。…そうか、短くなったのだな

全員「え〜(^_^;)」と言いながら、それぞれの思いを胸にヒルクライムスタート!!


kure大丈夫かな…私。焦って苦しくならない様にしなきゃ。みんなに付いていかなきゃって頑張りすぎるのが一番良くないもんね。うん、もともと遅いんだから、みんなに付いていこうなんて…


って、みんなもうおらんやんwww



下を向いて精神統一を図っていた、ものの3分で

エースちぎれる

kureおいおいww オーダー無視してアシスト達が、我先にと山岳賞獲りにいったwww
「クレメルさんと走ろう☆」って企画じゃなかったのかよww



見上げる先に…ろかぜずさんと…あれはTATSUYAさんとまーぼーさんかな?


午前中もずっと近くで見守ってくれていた紳士な中年’sが、私のことを振り返りつつ、登って行くのが木々の間からちらりと見えます。

kureあ、今ろかせず兄にぃと目が合った気がする!これは「頑張って登っておいで!この先のカーブでスピード落として待ってるからな」という激励!



よいしょ、よいしょ…このカーブの先に…


誰もいねぇwwwwwww


開始5分


エース見捨てられる



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(見捨てられたエース)

気楽なひとり旅になって、いつもと同じ林道の景色。心が休まります。

変なプレッシャーは抜けたけど、当然坂はしんどい。

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それにしても坂がキツい…。

いつも以上にキツい気がするのは、やはり最近の運動不足のせいかな。ホント最近乗ってないもんな。前に来た時、こんなにキツかったかなぁ。前は結構ヒルクラ挑戦してたもんな…。今日、登りきれるのかな…。

たまらず脚を着きます。

ゼェゼェゼェゼェ( ; _ ; )

これはマズイパターン。ヒルクライムでの最大の敵は、斜度でも、高低差でもない。それは疑心暗鬼。私の様に元々脚力も心肺機能も備わっていない者は、登りきれると信じるメンタルだけが原動力。
 


kureこのままではいけない。ちょっと休憩しよう! え?上で?みんなを待たせてる?
知らんがな!!!
今それどころじゃない!!
生き残るだけで精一杯なの!!!


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待たせてることがプレッシャーとなって、辛くなるかと思いきや、坂の前では人のことなど構ってられないw(もちろんそう思えるのは、ここに至るまでのみんなが作る和やかな空気のおかげですが)

また自分主催であるということが大きな精神安定剤。少なくとも「誰があんなヤツ連れてきただよ?あんな遅いヤツ待ってたら、この先、予定のルート行けないじゃないか(苛々)」とはならない。遅かろうが、待たされようが、私がいることを分かった上でみんな参加してくれてる。

(´-`).。oO(自分から声をかけて良かったな。自分主催ライドなんていうと、ハードル高く聞こえるけど、知らない人のライドに参加させてもらう方がよっぽどプレシャー大きいぞ、こりゃ。


ひぃひぃ言いながら、登坂を続けていると、腰の調子が悪くて休憩していた鬼崎さんと合流。



先頭はもうずいぶん前にゴールしただろうな。標高が高いし、風が強いから寒いんじゃなかろうか?
……。寒けりゃここまで降りてきて、おかわりヒルクラすれば温まるから
ま、いっか

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(´-`).。oO(それにしても、そろそろ私のこと心配して誰か降りて来てもおかしくないのだが…。

誰も様子を見に来ない



(´-`).。oO(はは〜ん。今山頂ではこんな展開が……



(全員)クレメルさんが心配だ


 imageimage僕たちが見に行ってきます。僕たち、若いんで!!!



image黙れひよっこ



imageここはTwitterでも付き合いの長い自分が!



imageろかせずさんサイクルキャップももらってるじゃないですか。いいとこ取りしすぎっしょ!



imageいやいや、山岳賞の僕でしょ!その役目 !!



image (クレメルさんに踏まれたい)



image ここはおいらの出番だな
щ(`∀´щ)ケケケケケケ…
 

BGM: 竹内まりや 「けんかをやめて」 


なるほどね!!


 脳内で竹内まりやがフルコーラス流れ終わる頃、一台のロードが下ってきました。


(´-`).。oO(おお、騎士(ナイト)の役目はTATSUYAさんが勝ち取ったのか!!心配してくれてありがとう、私は大丈夫だよ〜


imageおつかれさまで〜す
(通過)

kureえ!?




さっきの景色が良かったところの、写真撮りに下ってきただけだった
 

その後、鬼崎さんとゆるゆる登坂を続けていると…

みんなの声が聞こえる…

ゴール

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山頂でボーイズトークに花を咲かせる男子達。私が上がってきた瞬間(あ、上がってきた)という空気が流れますが…。

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ある者は何事もなかったかの様にお喋りを続け、ある者は疲れて切ってるところを注目するのは嫌がられるかもと目を逸らします。


 kureお、おつかれさまです



 imageimageimageimageimageimageimageimage


おつかれさまです



待っていたのは明らかなのに

「別に待ってないけど」を装う男子。

君たち、優しすぎかよwwwww 

(そんな風に私には見えました。)


私がゴールしてから数人が、先ほどの絶景ポイントに写真を撮りに下って行きました。 

(´-`).。oO(わたしがゆっくり休めるように、気を使ってくれたんだろうな。優しいな。


数分後…


めっちゃ笑顔で山頂ゴールスプリントごっこしながら帰ってきました。

(´-`).。oO(……。いや、やっぱりただ写真撮りに行っただけかな。



無事、ヒルクライムを終え、男子達のちょっと不器用な優しさに癒されて…次回のクレメルは
ドキドキ☆初めてのグループライド【ダウンヒルとピコ詐欺ステージ】
 次回グループライド最終回